高校化学基礎 Unit 08 ・ 単元4「物質量と化学反応式」3/3ページ

溶液の濃度

食塩水の濃度「5%」と「1.0 mol/L」は何が違う?水で薄めても溶質の量は変わらない、というのはどういうこと?
質量パーセント濃度とモル濃度の意味・計算・希釈を、はじめての人から難関大志望者まで使えるレベルで整理しよう。

📊 質量%濃度🧪 モル濃度💧 希釈

📍 単元4「物質量と化学反応式」3/3ページ:① 物質量(mol)② 化学反応式と量的関係 → ③ 溶液の濃度(このページ)

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質量パーセント濃度

スポーツドリンクのラベルに「食塩相当量」が書いてあるように、私たちは日常的に「濃さ」を重さの割合で表す場面によく出会う。100 gの食塩水の中に食塩が5 g溶けていれば「5%の食塩水」——これが質量パーセント濃度の考え方。

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モル濃度と希釈

カルピスの原液を水で薄めるとき、味は薄くなるが、コップの中に入っているカルピスの「成分そのものの量」は薄める前後で変わらない——ただ水で薄まって広がっただけだ。これが「希釈」の考え方。化学の実験でも、濃い溶液を水で薄めて使いたい濃度の溶液を作ることがよくある。

✅ この単元のまとめ

  • 質量パーセント濃度 w% = 溶質質量 / 溶液質量 × 100(分母は溶媒ではなく溶液)
  • モル濃度 c[mol/L] = n / V(n: 溶質のmol、V: 溶液の体積[L])。溶質のmol = c × V
  • 変換公式:c = 10ρw / M(ρ: 密度、w: 質量%、M: モル質量)
  • 希釈前後で溶質のmolは変わらない:c₁V₁ = c₂V₂(V₁・V₂は溶液全体の体積)

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