高校化学基礎 Unit 07 ・ 単元4「物質量と化学反応式」2/3ページ

化学反応式と量的関係

2H₂ + O₂ → 2H₂O の係数「2:1:2」は、そのままmolの比に対応している。
化学反応式を使った量的計算の手順と、過不足がある場合の考え方を、はじめての人から難関大志望者まで使えるレベルで学ぼう。

⚖️ 係数比=mol比🧮 量的計算📉 過不足反応

📍 単元4「物質量と化学反応式」2/3ページ:① 物質量(mol) → ② 化学反応式と量的関係(このページ) → ③ 溶液の濃度

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化学反応式と係数の意味

プラモデルの組み立てで「タイヤ4個とボディ1個で車1台」と決まっているように、化学反応にも「この物質が何個とこの物質が何個で、これが何個できる」という決まった比率がある。水素と酸素が結びついて水ができる反応では、水素分子2個と酸素分子1個から水分子2個ができる。この比率をmol単位で表したのが化学反応式の係数だ。

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量的計算と過不足

プラモデルの例で言うと、タイヤが400個・ボディが80個あっても、車は最大80台しか作れない(タイヤは320個余る)。ボディの数が「足りない方」として全体の生産数を決めてしまう。化学反応でも同じで、2つの反応物の量に過不足がある場合、少ない方(不足する方)を基準にして、できる生成物の量が決まる。

✅ この単元のまとめ

  • 化学反応式の係数比 = 物質量(mol)の比 = 気体の体積比。ただし質量比とは異なる(モル質量をかける必要がある)
  • 質量保存の法則:反応前後で全体の質量は変わらない(ラボアジエ, 1774年)
  • 計算手順:molに変換 → 係数比を適用 → 目的の単位へ変換
  • 過不足がある場合:mol数の大小ではなく、係数比で必要な量と比べて不足する方を基準に計算する

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