高校化学基礎 Unit 02 ・ 単元2「物質の構成粒子」1/3ページ

原子の構造

原子はどんな粒子からできている?同じ元素なのに質量が違う同位体とは?
原子の内部構造と同位体・原子量の概念を、はじめての人から難関大志望者まで使えるレベルで学ぼう。

⚛️ 3つの粒子🔢 原子番号・質量数🔬 同位体と原子量
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単元マップ:物質の構成粒子

この単元は3ページに分かれている。まず原子そのものの中身(このページ)を学び、次にその原子が電子をやり取りしてイオンになるしくみを学び、最後にすべての原子を一覧できる周期表に進むと理解しやすい。

単元2「物質の構成粒子」の単元マップ(全3ページ) 原子の構造(このページ)、電子配置とイオン、周期表と元素の性質の3ページが順につながっている図。各ページは2つのトピックから成る。 物質の構成粒子 - 単元マップ(全3ページ) ① 原子の構造 構成粒子・同位体 (このページ) ② 電子配置とイオン 電子殻・イオン生成 kiso3.html → ③ 周期表 元素の性質 kiso4.html → 原子1個の中身を知る → 電子の出入りでイオンになる仕組みを知る → 全元素を表で見渡す ↓ 構成粒子へ ↓ 同位体・原子量へ

図0:単元2は3つのページ(原子の構造・電子配置とイオン・周期表と元素の性質)で構成される。緑と紫のボックスをクリックすると次のページへ進める。

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原子の構成粒子

身の回りのすべてのもの——空気中の酸素も、水を作る水素も、体の中の炭素も——は、目に見えないほど小さな「原子」という粒でできている。その原子自体も、実はさらに小さな3種類の粒(陽子・中性子・電子)からできている。

原子を野球場に例えると、中心のマウンドにあたる部分(原子核)に陽子と中性子がぎゅっと集まっていて、そのはるか外側を電子がものすごい速さで飛び回っているイメージ。原子のほとんどは、実はスカスカの空間でできている。

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同位体と原子量

同じ「水素」でも、実はほんの少しだけ重いタイプが自然界にわずかに存在する。これが「同位体」。双子のきょうだいのようなもので、名字(元素の種類)は同じだけど、体重(質量)がわずかに違うとイメージするとわかりやすい。

遺跡や化石の年代を調べる「炭素年代測定」は、この同位体の性質(一定の速さで数が減っていく)を利用した技術だ。

✅ この単元のまとめ

  • 原子核 = 陽子(+)+中性子(0);核外に電子(−)。電子の質量は陽子・中性子の約1/1840
  • 原子番号 Z = 陽子数 = 電子数(中性原子);質量数 A = Z + 中性子数 N
  • 同位体:原子番号(陽子数)が同じで質量数が異なる原子。化学的性質はほぼ同じ
  • 原子量:天然の同位体存在比を考慮した相対的な平均質量(¹²C=12を基準)
  • 放射性同位体(¹⁴Cなど)は半減期に従って一定の割合で減少するため、年代測定に利用できる

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