高校化学基礎 Unit 13 ・ 単元6「酸化還元」1/3ページ

酸化と還元

錆びる、燃える、光合成で酸素が出る。これらはすべて「酸化還元」という視点で統一できる。
電子の授受による定義と酸化数の変化を、はじめての人から難関大志望者まで使えるレベルで整理しよう。

⚡ 電子の授受🔢 酸化数🔄 同時に起こる
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単元マップ:酸化還元

この単元は3ページに分かれている。まず酸化・還元の定義と酸化数(このページ)を学び、実際に酸化・還元を引き起こす酸化剤・還元剤を学び、最後にそれを応用した金属の反応性・電池・電気分解に進む、という流れになっている。

単元6「酸化還元」の単元マップ(全3ページ) 酸化と還元、酸化剤と還元剤、金属の酸化還元反応の3ページが順につながっている図。 酸化還元 - 単元マップ(全3ページ) ① 酸化と還元 定義・酸化数 (このページ) ② 酸化剤と還元剤 半反応式 kiso14.html → ③ 金属と電池 電池・電気分解 kiso15.html → 酸化還元を定義する → 酸化剤・還元剤で反応を捉える → 電池・電気分解に応用する ↓ 定義を見る ↓ 酸化数を見る

図0:単元6は3つのページ(酸化と還元・酸化剤と還元剤・金属と電池)で構成される。色付きのボックスをクリックすると各ページへ進める。

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酸化・還元の3つの定義

10円玉が緑色にくすんだり、切ったリンゴが茶色くなったり、鉄が赤く錆びたりする現象——これらは見た目も原因もバラバラに見えるが、化学的にはすべて「酸化」という同じ仕組みで説明できる。逆に、酸化されたものを元に戻す反応を「還元」という。この2つは必ずセットで起こる。

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酸化数の求め方

電子の移動を毎回目で見ることはできない。そこで、原子1つ1つに「今どれくらい電子を持っているか」を表す通知表のような数字をつける。これが酸化数。反応の前後でこの数字が増えれば「酸化された」、減れば「還元された」と一目でわかる。

✅ この単元のまとめ

  • 酸化:電子を失う(酸化数が増加);還元:電子を得る(酸化数が減少)
  • 酸化と還元は必ず同時に起こる(電子のやりとりのため)
  • 3つの定義(酸素・水素・電子)のうち、電子による定義が最も汎用的
  • 酸化数:単体=0、単原子イオン=電荷、H=+1(例外あり)、O=−2(例外あり)
  • 化合物中の酸化数の総和 = 0(多原子イオンはイオンの電荷)

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