高校化学基礎 Unit 14 ・ 単元6「酸化還元」2/3ページ

酸化剤と還元剤

KMnO₄は紫色から無色になる。この色の変化は電子を受け取って還元されたサイン。
半反応式を使った酸化剤・還元剤の整理法を、はじめての人から難関大志望者まで使えるレベルで学ぼう。

🟣 KMnO₄の半反応🧮 反応式の作り方📋 主要な一覧

📍 単元6「酸化還元」2/3ページ:① 酸化と還元 → ② 酸化剤と還元剤(このページ) → ③ 金属と電池

1

酸化剤と還元剤の定義

プールの消毒に使われる塩素や、傷口の消毒に使うオキシドール(過酸化水素水)は、どちらも相手の物質から電子を奪って化学変化させることで、汚れや細菌を分解している。このように「相手を酸化させる(自分は還元される)」薬品を酸化剤という。逆に「相手を還元させる(自分は酸化される)」薬品を還元剤という。

2

酸化還元反応式の作り方

電子のやりとりでは、渡す方の電子の数と受け取る方の電子の数がぴったり一致しなければならない。もし片方が2個渡すのに相手が3個しか受け取れないなら、数が合うように反応する量を調整する必要がある。ちょうど「割り勘の金額を全員分ぴったり合わせる」ような作業だ。

✅ この単元のまとめ

  • 酸化剤:相手を酸化(自身は還元される・電子を受け取る);還元剤:相手を還元(自身は酸化される・電子を与える)
  • KMnO₄(酸性):MnO₄⁻ + 8H⁺ + 5e⁻ → Mn²⁺ + 4H₂O(紫→無色)
  • 全反応式:酸化剤と還元剤の半反応式で電子数をそろえてから加算する
  • H₂O₂・SO₂は酸化剤にも還元剤にもなれる(相手の強さによって役割が変わる)

💡 内容の誤りやご意見はお気軽にどうぞ。

✉️ お問い合わせはこちら