食物は、口 → 食道 → ( ) → 小腸 → 大腸 → 肛門 の順に通る。( )にあてはまる器官は何か。
答えを見る
答え胃
口 → 食道 → 胃 → 小腸 → 大腸 → 肛門。
食べたものはどこでどう分解されるの?
消化器官と消化酵素の役割を一覧で整理しよう。
ご飯粒のような大きな食物は、そのままでは体に取り込めない。口から始まり肛門まで続く一本の長いトンネル(消化管)を通る間に、少しずつ細かく分解されて、ようやく体に吸収できるサイズになる。
食物は消化管(口→食道→胃→小腸→大腸→肛門)を通りながら消化される。肝臓・すい臓・胆のうは消化を助ける付属器官。
図1:消化管の流れ。食物は口→食道→胃→小腸→大腸→肛門の順に運ばれる。
❌ よくある誤解
消化管(食物が通る道)と付属器官(消化を助ける道具を作る場所)の区別は、消化のしくみを整理するうえで重要なポイント。
高校生物では、消化管の運動(ぜん動運動)や消化液の分泌が、自律神経系やホルモンによってどのように調節されているかを学ぶ。食べ物を見ただけで胃液が出るような、脳を介した精密な調節メカニズムまで理解する。高校生物の範囲
ご飯を長くかんでいると甘く感じてくるのは、だ液に含まれる分解のハサミ(消化酵素)が、デンプンを甘い糖に変えているから。栄養素ごとに、専用のハサミ役の酵素が用意されている。
食物中のデンプン・タンパク質・脂肪は、それぞれ専用の消化酵素で分解されて初めて体に吸収できる。
🧪 消化酵素まとめ
| 消化酵素 | 分泌場所 | 消化するもの | 分解後 |
|---|---|---|---|
| アミラーゼ(だ液) | だ液腺 | デンプン | 麦芽糖(マルトース) |
| ペプシン | 胃 | タンパク質 | ポリペプチド |
| すい液アミラーゼ | すい臓 | デンプン | 麦芽糖 |
| トリプシン | すい臓 | タンパク質 | アミノ酸 |
| リパーゼ | すい臓・小腸 | 脂肪 | 脂肪酸+グリセロール |
| マルターゼ | 小腸 | 麦芽糖 | ブドウ糖 |
🫘 小腸での吸収(柔毛)
❌ よくある誤解
栄養素の種類によって、吸収後に通る「道」が違う点は見落とされがち。脂肪だけがリンパ管という特別ルートを通る。
高校生物では、酵素が「最適温度」「最適pH」をもち、その条件からずれると立体構造が崩れて働かなくなる(失活)性質まで、酵素反応の速度の観点から定量的に学ぶ。ペプシンが強酸性の胃で、トリプシンが弱アルカリ性の小腸で働く理由も理解できるようになる。高校生物の範囲
まず自分で解いてから、「答えを見る」を押して確かめよう。
食物は、口 → 食道 → ( ) → 小腸 → 大腸 → 肛門 の順に通る。( )にあてはまる器官は何か。
答え胃
口 → 食道 → 胃 → 小腸 → 大腸 → 肛門。
だ液に含まれ、デンプンを分解する消化酵素を何というか。
答えアミラーゼ
アミラーゼは、デンプンを麦芽糖に分解する。
脂肪を脂肪酸とグリセロールに分解する消化酵素を何というか。
答えリパーゼ
リパーゼは、すい臓から出るすい液などにふくまれる。
次のうち、食物が直接通らない器官はどれか。
答えエ
肝臓・すい臓・胆のうは、消化を助ける付属器官。
小腸の内壁にあり、表面積を大きくして吸収の効率を高めている突起を何というか。
答え柔毛
柔毛があることで、表面積がとても大きくなる。
小腸の柔毛から、毛細血管ではなくリンパ管に入って運ばれるのは、次のどの栄養分が消化・吸収されたものか。
答えア
脂肪は脂肪酸とグリセロールに分解されて吸収され、柔毛の中で再び脂肪になってリンパ管に入る。
✅ この単元のまとめ
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