中学理科 / 生物分野
Unit 22
植物のはたらき
植物はなぜ緑色?どうやってエネルギーを得るの?
光合成・呼吸・蒸散の3つのはたらきを整理しよう。
☀️ 光合成🌬️ 呼吸💧 蒸散
1
光合成
植物は葉の葉緑体で光エネルギーを使い、CO₂と H₂O からデンプン(有機物)と O₂ をつくる。この過程を光合成という。
FORMULA — 光合成の反応式
CO₂ + H₂O →(光エネルギー・葉緑体)→ デンプン + O₂
デンプンはヨウ素液で青紫色に変化することで確認できる
図1:光合成のしくみ。葉緑体が CO₂・H₂O と光エネルギーを使ってデンプンと O₂ をつくる。
2
呼吸との違い
植物も動物と同様に呼吸(細胞呼吸)を行い、有機物を分解してエネルギーを得る。光合成は光があるときだけ行われるが、呼吸は昼夜を問わず続く。
⚖️ 光合成と呼吸の比較
| 光合成 | 呼吸 | |
|---|---|---|
| 行う場所 | 葉緑体 | ミトコンドリア・細胞質 |
| 条件 | 光が必要 | 昼夜問わず常時行う |
| CO₂ | 吸収する | 放出する |
| O₂ | 放出する | 吸収する |
| 有機物 | つくる(デンプン) | 分解する |
| エネルギー | 光エネルギーを吸収 | 化学エネルギーを放出 |
3
蒸散
葉の気孔から水蒸気が出ていく現象を蒸散という。気孔は孔辺細胞に囲まれており、主に葉の裏側に多い。
💧 蒸散の役割
- 根から水を吸い上げる力(吸水力)を生み出す
- 体温調節(余分な熱を水蒸気として放散)
- 葉・茎・根の水分・無機物の輸送を促す
✅ この単元のまとめ
- 光合成:CO₂ + H₂O →(光)→ デンプン + O₂(葉緑体で行う)
- 光合成は光があるときだけ;呼吸は昼夜を問わず行われる
- 日中(十分な光のとき)は光合成量>呼吸量で O₂ が正味放出される
- 蒸散:気孔から水蒸気を放出;根からの水の吸い上げを助ける
- 気孔は主に葉の裏側に多く、孔辺細胞で開閉する
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