\(\displaystyle\int x^2\,dx\) はどれか。\(C\) は積分定数である。
- ア\(2x + C\)
- イ\(\dfrac{x^3}{3} + C\)
- ウ\(x^3 + C\)
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答えイ
\(\int x^n\,dx = \dfrac{x^{n+1}}{n+1} + C\)。
積分は微分の逆演算であり、分子の配座エントロピー計算・分配関数・電場の計算など化学の至るところで用います。
| 被積分関数 | 不定積分 |
|---|---|
| \(x^n \;(n\neq -1)\) | \(\dfrac{x^{n+1}}{n+1} + C\) |
| \(x^{-1} = 1/x\) | \(\ln|x| + C\) |
| \(e^{ax}\) | \(\dfrac{1}{a}e^{ax} + C\) |
| \(\sin x\) | \(-\cos x + C\) |
| \(\cos x\) | \(\sin x + C\) |
例:\(\int xe^{-x^2}dx\)。\(u = -x^2\) と置くと \(du = -2x\,dx\):
例:\(\int x e^x dx = xe^x - e^x + C = e^x(x-1) + C\)
化学での例:分子の配置エントロピー計算では相空間上の積分、反応速度論では速度式を積分して濃度変化を求めます。
2次反応 \(-d[A]/dt = k[A]^2\) の積分:
統計力学・量子化学・分子速度分布(マクスウェル-ボルツマン分布)の計算に必須の積分です。
よって \(I = \sqrt{\pi}\)。
気体分子の速さ \(v\) の分布(マクスウェル-ボルツマン):
平均速度 \(\langle v \rangle = \sqrt{8k_B T/(\pi m)}\) はガウス積分から求まります。
ヤコビアン \(J = r\) を忘れずに:
原子軌道の積分に必須:
水素原子の1s 軌道 \(\psi_{1s} = \frac{1}{\sqrt{\pi}\,a_0^{3/2}}e^{-r/a_0}\) の規格化条件:
まず自分で解いてから、「答えを見る」を押して確かめましょう。
\(\displaystyle\int x^2\,dx\) はどれか。\(C\) は積分定数である。
答えイ
\(\int x^n\,dx = \dfrac{x^{n+1}}{n+1} + C\)。
\(\displaystyle\int_0^2 3x^2\,dx\) の値はいくつか。
答え8
原始関数は \(x^3\)。\(2^3 - 0^3\)。
\(\displaystyle\int_0^{\pi} \sin x\,dx\) の値はいくつか。
答え2
原始関数は \(-\cos x\)。\(-\cos\pi + \cos 0 = 1 + 1\)。
\(\displaystyle\int_1^{e} \frac{1}{x}\,dx\) の値はいくつか。
答え1
原始関数は \(\ln|x|\)。\(\ln e - \ln 1\)。
\(\displaystyle\int_{-\infty}^{\infty} e^{-x^2}\,dx\) の値はどれか。
答えア
\(\int_{-\infty}^{\infty} e^{-ax^2}dx = \sqrt{\pi/a}\) で \(a = 1\)。
2次反応では \(\dfrac{1}{[A]} - \dfrac{1}{[A]_0} = kt\) が成り立つ。\([A]_0 = 1.0\) mol/L、\(k = 0.50\) L/(mol·s) のとき、\(t = 2.0\) s での \([A]\) は何 mol/L か。有効数字2桁で答えよ。
答え0.50 mol/L
\(1/[A] = 1/1.0 + 0.50 \times 2.0 = 2.0\)。
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