\(f(x, y) = x^2y\) を \(x\) で偏微分した \(\partial f/\partial x\) はどれか。
- ア\(2xy\)
- イ\(x^2\)
- ウ\(2x\)
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答えア
\(y\) を定数とみなして \(x\) で微分する。
熱力学の状態関数(内部エネルギー・エンタルピー・エントロピーなど)は複数の変数に依存します。偏微分はその一変数だけに着目した微分です。
関数 \(f(x, y)\) について、\(y\) を定数と見なして \(x\) で微分したものを \(x\) に関する偏微分と言います:
内部エネルギー \(U(S, V)\) の偏微分は温度・圧力を与えます:
熱容量の定義(\(C_P\) と \(C_V\)):
熱力学の基本式 \(dU = TdS - PdV\)(第一法則と第二法則をまとめた式)はまさにこの全微分の形です。
全微分の混合偏微分の対称性から、熱力学ポテンシャルの間には関係式が成り立ちます:
これは\((C_P - C_V)\)の計算などで使います:
ここで \(\alpha\) は熱膨張率、\(\kappa_T\) は等温圧縮率です。
テイラー展開は関数を多項式で近似する強力な手法で、量子力学の摂動論や統計力学の高温展開などで多用されます。
\(a=0\) の場合はマクローリン展開と呼ばれます:
実在気体の状態方程式を理想気体からのずれとしてテイラー展開したもの:
ここで \(B, C\) はビリアル係数と呼ばれます。
まず自分で解いてから、「答えを見る」を押して確かめましょう。
\(f(x, y) = x^2y\) を \(x\) で偏微分した \(\partial f/\partial x\) はどれか。
答えア
\(y\) を定数とみなして \(x\) で微分する。
\(f(x, y) = x^2y\) を \(y\) で偏微分した \(\partial f/\partial y\) はどれか。
答えイ
\(x\) を定数とみなして \(y\) で微分する。
\(f(x, y) = x^2y\) について、点 \((x, y) = (2, 3)\) における \(\partial f/\partial x\) の値はいくつか。
答え12
\(\partial f/\partial x = 2xy\) に \(x = 2,\ y = 3\) を代入する。
定積熱容量 \(C_V\) の定義はどれか。
答えイ
\(C_P = (\partial H/\partial T)_P\)、\(C_V = (\partial U/\partial T)_V\)。
\(e^x\) のマクローリン展開を \(x^2\) の項まで使って、\(e^{0.1}\) の近似値を求めよ。小数第3位まで答えよ。
答え1.105
\(e^x \approx 1 + x + x^2/2\) に \(x = 0.1\) を代入する。
\(\ln(1 + x)\) のマクローリン展開を \(x^2\) の項まで使って、\(\ln 1.1\) の近似値を求めよ。小数第3位まで答えよ。
答え0.095
\(\ln(1 + x) \approx x - x^2/2\) に \(x = 0.1\) を代入する。
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