中学理科 / 化学分野 Unit 07

原子の構造とイオン

原子はどんな粒でできている?
電子を失ったり受け取ったりすると何が起きる?
イオンの世界を図解で理解しよう。

⚛️ 原子の構造⚡ イオン🧪 電解質・非電解質
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原子の構造

原子は中心にある原子核と、その周りを回る電子からなる。 原子核は陽子中性子でできている。

原子の構造(例:炭素 C) p⁺ p⁺ p⁺ p⁺ n n e⁻ e⁻ e⁻ e⁻ e⁻ e⁻ K殻(最大 2 個) L殻(最大 8 個) 陽子(p⁺):+の電荷 中性子(n):電荷なし 電子(e⁻):-の電荷 炭素 C:陽子 6・中性子 6・電子 6 K殻 2 個 + L殻 4 個 = 計 6 個

図1:炭素原子の構造モデル。陽子数 = 電子数 = 原子番号 = 6。

📊 原子の粒子まとめ

粒子記号電荷場所
陽子p⁺+1原子核
中性子n0原子核
電子e⁻-1原子核の周り(電子殻)

通常の原子:陽子数 = 電子数 → 電気的に中性

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イオン

原子が電子を失うか受け取ると、電気を帯びた粒子(イオン)になる。 電子を失うと陽イオン(+)、受け取ると陰イオン(-)になる。

イオン化のしくみ(ナトリウム・塩素を例に) Na 電子 11 個 e⁻ 電子を放出 Na⁺ 陽イオン Cl 電子 17 個 e⁻ 電子を受け取る Cl⁻ 陰イオン 陽子11 > 電子10 → +帯電 陽子17 < 電子18 → -帯電

図2:Na は電子1個を放出して Na⁺(陽イオン)に。Cl は電子1個を受け取って Cl⁻(陰イオン)になる。

🧪 代表的なイオンの化学式

名前イオン式名前イオン式
ナトリウムイオンNa⁺塩化物イオンCl⁻
水素イオンH⁺水酸化物イオンOH⁻
カルシウムイオンCa²⁺硫酸イオンSO₄²⁻
銅イオンCu²⁺炭酸イオンCO₃²⁻
アンモニウムイオンNH₄⁺硝酸イオンNO₃⁻
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電解質と非電解質

水に溶けてイオンに分かれる物質を電解質、分かれない物質を非電解質という。

⚡ 電解質(水溶液が電気を通す)

  • 塩化ナトリウム(NaCl):NaCl → Na⁺ + Cl⁻
  • 塩酸(HCl):HCl → H⁺ + Cl⁻
  • 水酸化ナトリウム(NaOH):NaOH → Na⁺ + OH⁻
  • 硫酸(H₂SO₄):H₂SO₄ → 2H⁺ + SO₄²⁻

🚫 非電解質(水溶液が電気を通さない)

  • 砂糖(スクロース)、エタノール、尿素
  • 水に溶けても分子のまま(イオンに分かれない)

✅ この単元のまとめ

  • 原子核(陽子+中性子)+ 電子で原子は構成される
  • 陽子数 = 電子数 → 電気的に中性(通常の原子)
  • 電子を失う → 陽イオン(+)、電子を受け取る → 陰イオン(-)
  • 電解質:水に溶けてイオンに分かれる(NaCl・HCl・NaOH など)
  • 非電解質:イオンにならない(砂糖・エタノール など)
  • 電解質の水溶液は電気を通し、非電解質の水溶液は通さない

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