中学理科 / 化学分野 Unit 05

化学変化

鉄が錆びる・紙が燃える——これらは「別の物質が生まれる」化学変化。
化学反応式の書き方と、酸化・還元の基本を学ぼう。

⚗️ 化学反応式💥 分解・化合🔥 酸化・還元
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化学変化とは

氷が溶けて水になっても、それはまだ「水」のまま。でも、紙が燃えて灰になると、もう紙には戻せない別のものに変わっている。このように、まったく別の物質が生まれる変化を化学変化という。

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化学反応式のつくり方

化学変化を式で表したものが化学反応式。矢印の左側に反応前の物質、右側に反応後の物質を書き、矢印の左右で原子の数が絶対に変わらないように数を調整する。

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酸化と還元

スチールウールが燃えると黒っぽい酸化鉄になる。これは鉄が酸素と結びついたから(酸化)。逆に、酸化銅を炭素と混ぜて加熱すると、酸化銅から酸素が奪われて銅に戻る(還元)。この2つはいつもセットで起こる。

🎯 テストでの問われ方 定期テストでは、化学反応式の係数を求めさせる問題(原子の数を合わせる)、酸化銅の還元実験(炭素や水素を使う)の結果と反応式を対応させる問題が頻出。高校入試では、質量保存の法則と組み合わせて、反応前後の質量変化をグラフから読み取らせる計算問題として出題されることが多い。

🎯 練習問題

まず自分で解いてから、「答えを見る」を押して確かめよう。

問1 ★ 物理変化と化学変化

次のうち、化学変化はどれか。

  • ア氷が溶ける
  • イ砂糖が水に溶ける
  • ウ鉄が錆びる
  • エ水が蒸発する
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答えウ

別の物質ができる変化が化学変化。ほかはもとの物質のまま。

問2 ★ 酸化と還元

物質が酸素と結びつく変化を何というか。

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答え酸化

酸素と結びつくのが酸化、酸素を失うのが還元。

問3 ★★ 化学反応式と原子の数

水の電気分解の化学反応式 2H₂O → 2H₂ + O₂ で、左辺(2H₂O)に含まれる水素原子は何個か。

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答え4個

係数2 × H₂O の H 2個。

問4 ★★ 係数を求める

酸化銅の還元の化学反応式 2CuO + C → □Cu + CO₂ の □ にあてはまる係数を答えよ。

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答え2

左辺の Cu は 2個(2CuO)。右辺も2個にする。

問5 ★★ 酸化と還元

2CuO + C → 2Cu + CO₂ の反応で、酸化される物質は何か。物質名で答えよ。

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答え炭素

炭素は酸素を受け取って、二酸化炭素になる。

問6 ★★★ 化学反応式と原子の数

スチールウールの燃焼の化学反応式 3Fe + 2O₂ → Fe₃O₄ で、左辺にある原子は、鉄原子と酸素原子を合わせて全部で何個か。

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答え7個

Fe が3個、O が 2 × 2 = 4個。

✅ この単元のまとめ

  • 化学変化:別の物質が生じる変化(物理変化とは異なる)
  • 化学反応式:左辺→右辺で書き、両辺の原子数を係数で揃える
  • 分解:1種類の物質が2種類以上に分かれる(例:2H₂O→2H₂+O₂)
  • 化合:2種類以上の物質が結びついて1種類になる(例:3Fe+2O₂→Fe₃O₄)
  • 酸化:物質が酸素と結びつく変化
  • 還元:物質が酸素を失う変化(酸化と還元は同時に起こる)

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