逆転や断層のない地層では、下の層と上の層のどちらが古いか。
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答え下の層
地層は、ふつう下から順に積み重なる。
地層はどうやってできる?れき岩と砂岩の違いは?
地層の形成と堆積岩の種類を図解で整理しよう。
崖の断面で見られるしましま模様は、長い年月をかけて砂や泥が海底や湖底に積み重なってできたもの。基本的には下にある層ほど古く、上にある層ほど新しいという単純だが重要なルールがある。
砂や泥などが水中に積み重なってできた地層は、下の層が古く上の層が新しい(地層累重の法則)。河口から遠いほど粒が細かい堆積物が積もる。
図1:地層の断面。下が古く上が新しい(地層累重の法則)。火山灰層は鍵層として年代対比に使われる。
❌ よくある誤解
「基本ルール」ではあるが、地殻変動の激しい地域では例外もあることを知っておくと、より正確な理解になる。
高校地学では、地層の対比(離れた場所の地層が同じ時代のものかどうかを調べること)を、火山灰層(鍵層)だけでなく、示準化石や地磁気の逆転記録なども組み合わせて行う、より高度な手法を学ぶ。高校地学の範囲
砂浜の砂と、川底の泥では、手触りが全く違う。この粒の大きさの違いが、そのまま固まってできる岩石(堆積岩)の種類の違いになる。粒が大きいものから順に「れき岩・砂岩・泥岩」と名前が変わる。
堆積物が圧縮・固結してできた岩石を堆積岩という。粒の大きさや材料によって種類が異なる。
🪨 堆積岩の分類
| 岩石名 | 材料・特徴 | 識別のポイント |
|---|---|---|
| れき岩 | 粒径 2 mm 以上のれき(小石) | 粒が大きい・角が取れている |
| 砂岩 | 粒径 0.06〜2 mm の砂 | ざらざらした触感 |
| 泥岩(頁岩) | 粒径 0.06 mm 未満の泥 | 細かく緻密;板状に割れやすい |
| 石灰岩 | 炭酸カルシウム(生物の殻・骨) | 塩酸をかけると CO₂ 発生 |
| チャート | 放散虫(SiO₂)の遺骸 | 非常に硬い;深海底に堆積 |
| 凝灰岩 | 火山灰・火山砕屑物 | 白っぽい;鍵層になる |
❌ よくある誤解
堆積岩は「粒の大きさによる分類(れき岩・砂岩・泥岩)」と「材料・成因による分類(石灰岩・チャート・凝灰岩)」の2つの視点があることを区別しておくとよい。
高校地学では、堆積岩が続成作用(埋没による圧縮・脱水・鉱物の沈殿による固結)を経てできる過程を学び、堆積環境(河口付近か深海かなど)を、地層に残された堆積構造(級化層理・斜交層理など)から読み取る手法まで習得する。高校地学の範囲
まず自分で解いてから、「答えを見る」を押して確かめよう。
逆転や断層のない地層では、下の層と上の層のどちらが古いか。
答え下の層
地層は、ふつう下から順に積み重なる。
直径2 mm以上の粒が固まってできた堆積岩を何というか。
答えれき岩
れき岩は2 mm以上、砂岩は0.06〜2 mm、泥岩は0.06 mm未満。
うすい塩酸をかけると二酸化炭素が発生する堆積岩は何か。
答え石灰岩
石灰岩は、炭酸カルシウムでできている。
れき岩・砂岩・泥岩を、粒が大きいものから順に並べたものはどれか。
答えイ
粒の大きさで分けられる。
河口から最も遠いところに堆積するのはどれか。
答えウ
粒が小さいものほど、遠くまで運ばれる。
直径0.5 mmの粒が固まってできた堆積岩はどれか。
答えア
0.5 mm は、0.06〜2 mm の範囲に入る。
✅ この単元のまとめ
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