中学理科 / 生物分野 Unit 28

遺伝の規則性

親の特徴はどのように子に伝わる?丸としわのエンドウはなぜ3:1になる?
メンデルの遺伝の法則をパンネット表で理解しよう。

🫛 顕性・潜性📊 3:1の比🧬 DNA
1

顕性・潜性の法則

対立形質(例:丸 vs しわ)をもつ純系同士を交配すると、子(F1)では一方の形質(顕性形質)しか現れない。このことを顕性の法則という。

🫛 エンドウの形質(メンデルの実験)

形質顕性潜性
種子の形丸(R)しわ(r)
種子の色黄(Y)緑(y)
さやの形くびれなしくびれあり
2

分離の法則とパンネット表

F1(Aa)同士を交配すると、F2(孫)では顕性:潜性 = 3:1 の比率で形質が現れる。これが分離の法則

パンネット表(Aa × Aa) 親(♀) A a A a 親(♂) AA 顕性(丸) Aa 顕性(丸) Aa 顕性(丸) aa 潜性(しわ) 結果 顕性:潜性 3 : 1

図1:Aa×Aa のパンネット表。F2 の表現型は顕性:潜性 = 3:1。遺伝子型は AA:Aa:aa = 1:2:1。

🧬 遺伝子と DNA

  • 遺伝子:形質を決める情報の単位;実体は DNA の特定の配列
  • DNA(デオキシリボ核酸):二重らせん構造;塩基(ATGC)の配列が遺伝情報
  • 細胞分裂前に DNA が複製され、娘細胞に同じ遺伝情報が渡される

✅ この単元のまとめ

  • 顕性の法則:F1 で現れる形質が顕性、隠れる形質が潜性
  • 分離の法則:対立遺伝子は生殖細胞形成時に1つずつ分かれる
  • Aa × Aa → AA:Aa:aa = 1:2:1(表現型 3:1)
  • 遺伝子の実体は DNA(デオキシリボ核酸)

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