中学理科 / 生物分野 Unit 29

生態系と物質循環

地球上の生物はどんなつながりで生きているの?
食物連鎖と炭素循環で生態系のバランスを理解しよう。

🌿 生産者🦁 消費者♻️ 物質循環
1

生態系の構成

森や池には、栄養を自分で作る植物、それを食べる動物、そして死骸やフンを片づける微生物がいる。この「作る・食べる・片づける」の3つの役割が揃って初めて、自然のサイクルは回り続けられる。

2

食物連鎖と食物網

草をバッタが食べ、バッタをカエルが食べ、カエルをヘビが食べる——このような「食べる・食べられる」のつながりを食物連鎖という。実際には1本の鎖ではなく、網の目のように複雑に絡み合っている。

🎯 テストでの問われ方 定期テストでは、生産者・消費者・分解者を具体例から分類させる問題、食物連鎖の矢印の向き(食べられる側→食べる側)を問う問題が頻出。高校入試でも、ある生物の数が急激に増減したときに生態系全体にどのような影響が連鎖的に及ぶかを説明させる記述問題が定番となっている。

🎯 練習問題

まず自分で解いてから、「答えを見る」を押して確かめよう。

問1 ★ 生態系での役割

光合成によって、無機物から有機物をつくる生物を、生態系での役割から何というか。

答えを見る

答え生産者

植物など、光合成をする生物が生産者。

問2 ★ 食物連鎖

生物どうしの「食べる・食べられる」のつながりを何というか。

答えを見る

答え食物連鎖

実際には、網の目のようにつながった食物網になっている。

問3 ★★ 分解者

次のうち、分解者にあたる生物はどれか。

  • ア草
  • イバッタ
  • ウカビ
  • エタカ
答えを見る

答えウ

分解者は、菌類(カビ・キノコ)や細菌。

問4 ★★ 消費者

植物を食べる草食動物は、何次消費者か。

答えを見る

答え一次消費者

草食動物が一次消費者、それを食べる動物が二次消費者。

問5 ★★ 炭素の循環

大気中の二酸化炭素を、有機物として取り込むはたらきはどれか。

  • ア呼吸
  • イ光合成
  • ウ分解者による分解
答えを見る

答えイ

呼吸と分解では、二酸化炭素が大気に出ていく。

問6 ★★★ 生物の数のつりあい

草 → バッタ → カエル → ヘビ という食物連鎖がある。カエルの数が急に減ったとき、その直後にバッタの数は増えるか、減るか。

答えを見る

答え増える

バッタを食べるカエルが減るので、バッタは食べられにくくなる。

✅ この単元のまとめ

  • 生産者(植物)・消費者(動物)・分解者(菌類・細菌)で生態系が構成される
  • 食物連鎖:生物の食う・食われる関係の一本の鎖
  • 食物網:複数の食物連鎖が複雑に絡み合ったもの(実態)
  • 炭素循環:光合成(CO₂固定)⇌ 呼吸・分解(CO₂放出)
  • 化石燃料燃焼→大気中 CO₂ 増加→地球温暖化につながる

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