中学理科 / 生物分野 Unit 26

神経と感覚器

なぜ熱いものに触ると瞬時に手が引っ込む?
感覚器官・神経系・反射弓の経路を図解で学ぼう。

👁️ 感覚器🧠 神経系⚡ 反射
1

感覚器官と受容器

外界の刺激を受け取る器官を感覚器官という。感覚器官にある受容器が刺激を受け、感覚神経を通じて脳に信号を送る。

👁️ 主な感覚器官

感覚器官受容する刺激感覚
目(眼)視覚
音(空気の振動)聴覚・平衡感覚
化学物質(におい分子)嗅覚
化学物質(味分子)味覚
皮膚圧力・温度・痛み触覚・温覚・痛覚
2

神経系と反射

神経系は中枢神経(脳・脊髄)と末梢神経(感覚・運動神経)からなる。反射は脊髄が直接命令を出すため素早い。

反射弓のしくみ(膝蓋腱反射の例) 受容器 (皮膚・筋肉) 感覚神経 脊髄 (中枢:命令を出す) 反射ではここで判断 脳(意識的反応) 運動神経 効果器 (筋肉) 反応 (足が動く) ①刺激(膝を叩く) ②反射(足が跳ね上がる)

図1:反射弓のしくみ。刺激→感覚神経→脊髄→運動神経→効果器の経路で無意識に反応する。

⚡ 反射の特徴

  • 脊髄(または脳幹)が直接命令を出すので非常に速い
  • 意識より先に体が反応する(膝蓋腱反射・角膜反射・熱いものを触ったとき手を引く)
  • 反射の後に脳が「気づく」(意識は遅れて感じる)

✅ この単元のまとめ

  • 感覚器官:目(視覚)・耳(聴覚・平衡)・鼻(嗅覚)・舌(味覚)・皮膚(触覚等)
  • 中枢神経:脳と脊髄;末梢神経:感覚神経と運動神経
  • 反射:受容器→感覚神経→脊髄→運動神経→効果器の経路
  • 反射は意識を介さないため非常に速い

💡 内容の誤りやご意見はお気軽にどうぞ。

✉️ お問い合わせはこちら