中学理科 / 生物分野 Unit 25

呼吸と排出

呼吸って体の中でどこで起きているの?不要物はどう体外に出るの?
肺のガス交換とじん臓・肝臓の役割を整理しよう。

💨 肺胞🫘 じん臓🫀 肝臓
1

肺のつくりとガス交換

肺の中は、1つの大きな袋ではなく、無数の小さな袋(肺胞)の集まりでできている。小さな袋にすることで表面積を大きくし、酸素と二酸化炭素を効率よく交換できるようにしている。

2

排出のしくみ(じん臓・肝臓)

体の中でタンパク質が使われると、有毒なアンモニアという物質ができる。これを肝臓が無害な尿素に作り変え、じん臓が血液からこし取って尿として体外に出す。この2つの器官のリレーが、体の中の毒抜きを担っている。

🎯 テストでの問われ方 定期テストでは、吸気・呼気時の横隔膜・ろっ骨の動きと胸腔の体積変化を対応させる問題、肺胞の構造が「表面積を大きくする」ことのメリットを説明させる記述問題が頻出。高校入試でも、アンモニア→尿素の変換(肝臓)と尿の生成(じん臓)の役割分担を図から読み取らせる問題が定番となっている。

🎯 練習問題

まず自分で解いてから、「答えを見る」を押して確かめよう。

問1 ★ 肺のつくり

肺をつくっている、たくさんの小さな袋を何というか。

答えを見る

答え肺胞

肺胞があることで、表面積が大きくなる。

問2 ★ 排出

血液をろ過して尿をつくる器官は何か。

答えを見る

答えじん臓

じん臓でつくられた尿は、尿管 → ぼうこう と送られる。

問3 ★★ 呼吸運動

息を吸うときの、横隔膜とろっ骨の動きはどれか。

  • ア横隔膜が上がり、ろっ骨が下がる
  • イ横隔膜が下がり、ろっ骨が上がる
  • ウ横隔膜もろっ骨も上がる
  • エ横隔膜もろっ骨も下がる
答えを見る

答えイ

横隔膜が下がり、ろっ骨が上がると、胸の中が広がって空気が入る。

問4 ★★ 肝臓のはたらき

有毒なアンモニアを、無害な尿素に変える器官は何か。

答えを見る

答え肝臓

尿素をつくるのが肝臓、こし取って尿にするのがじん臓。

問5 ★★ ガス交換

肺胞で、血液から肺胞の中へ出される気体は何か。

答えを見る

答え二酸化炭素

酸素は肺胞から血液へ、二酸化炭素は血液から肺胞へ移る。

問6 ★★★ 肺の動き

次の文は正しいか、誤りか。
「肺は、肺そのものがもつ筋肉のはたらきでふくらんだり縮んだりしている。」

答えを見る

答え誤り

肺には筋肉がない。横隔膜とろっ骨の動きでふくらむ。

✅ この単元のまとめ

  • 肺胞で O₂(肺胞→血液)と CO₂(血液→肺胞)が交換される
  • 吸気:横隔膜下降・ろっ骨上昇で胸腔拡大→肺に空気が入る
  • じん臓:血液をろ過して尿をつくり不要物を排出する
  • 肝臓:アンモニアを無害な尿素に変える解毒作用をもつ
  • 皮膚(汗)と肺(CO₂呼気)も排出器官の一つ

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