高校化学 Unit 06

電池

酸化還元反応をどうやって電気に変える?電池の原理をダニエル電池・鉛蓄電池・燃料電池で理解しよう。

⚡ 電池の原理🔋 ダニエル電池🔌 鉛蓄電池・燃料電池
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電池の原理とダニエル電池

リモコンや懐中電灯に入れる乾電池は、使い切ったら捨てるしかない(一次電池)。一方、スマートフォンやノートパソコンのバッテリーは、何度も充電して繰り返し使える(二次電池)。この違いは、電池の中で起きている化学反応が「一方通行」か「逆向きにも進められる」かの違いによる。

そもそも電池は、金属が電子を放出したり受け取ったりする反応(酸化還元反応)を利用して、化学エネルギーを電気エネルギーに変えている装置。イオン化傾向の異なる2種類の金属を組み合わせることで、電子の流れ(電流)を作り出している。

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鉛蓄電池と燃料電池

自動車のエンジンをかけるときに使われるバッテリーは、100年以上前から使われている鉛蓄電池という電池。重くてかさばるが、大きな電流を安定して取り出せるため今でも自動車用として広く使われている。使うと電圧が下がるが、車の発電機で充電すればまた使える。

一方、水素と酸素を反応させて電気を作る燃料電池は、ロケットや燃料電池自動車(FCV)などで使われている。排出されるのは水だけというクリーンな発電方法として注目されている。

✅ この単元のまとめ

  • 電池:酸化還元反応 → 電気エネルギー変換;負極で酸化・正極で還元
  • ダニエル電池:Zn(負極)/ ZnSO₄ ‖ CuSO₄ / Cu(正極)、起電力 1.1 V(標準電極電位の差から計算可能)
  • 一次電池(充電不可):マンガン・アルカリ乾電池など
  • 二次電池(充放電可):鉛蓄電池・リチウムイオン電池など
  • 鉛蓄電池:放電で Pb, PbO₂ が PbSO₄ に。充電でもとに戻る。両極とも質量増加
  • 燃料電池:H₂ + O₂ → H₂O の反応エネルギーを電気に変換。CO₂ 排出なし。燃料供給が必要

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