中学理科 / 物理分野
Unit 12
力と圧力
ものが落ちる・ばねが縮む・水に浮く——すべて「力」が関係している。
力の種類と圧力の公式を図解で整理しよう。
🔩 力の種類⚖️ 合力・つりあい💧 圧力・浮力
1
力の種類と表し方
力は物体の形を変えたり、動きを変えたりする原因。大きさ・向き・作用点の3つで表す。単位はニュートン(N)。
🔩 おもな力の種類
| 力の種類 | 向き | 例 |
|---|---|---|
| 重力 | 地球の中心方向(真下) | りんごが落ちる |
| 弾性力(ばねの力) | 変形した方向の逆 | ばねを伸ばすと縮もうとする |
| 摩擦力 | 物体の運動方向の逆 | 床を滑るとき減速する |
| 磁力 | N極→S極(引力)、同極(斥力) | 磁石どうしの力 |
| 垂直抗力 | 面に垂直(上向き) | 床に置いた物体が落ちない |
| 浮力 | 上向き | 水中の物体が軽くなる |
図1:2つの力の合力(左)と、静止した物体にはたらく力のつりあい(右)。
2
圧力
単位面積あたりにはたらく力の大きさを圧力という。同じ力でも接触面積が小さいほど圧力が大きくなる。
FORMULA — 圧力の公式
圧力(Pa) = 力(N) ÷ 面積(m²)
1 Pa = 1 N/m²。大気圧(海面)は約 101325 Pa ≈ 1 気圧
💧 水圧と浮力
- 水圧:水の深さが深いほど大きくなる(方向はすべての方向から)
- 浮力 = 物体が押しのけた液体の重さ(アルキメデスの原理)
- 浮力(N)= ρ × g × V(ρ:液体の密度、g:重力加速度 9.8 m/s²、V:物体の体積)
- 浮力 > 重力 → 浮く 浮力 < 重力 → 沈む
✅ この単元のまとめ
- 力は大きさ・向き・作用点の3要素で表す(単位:N ニュートン)
- 重力・弾性力・摩擦力・磁力・垂直抗力・浮力を区別して覚える
- 2力のつりあい:大きさが等しく、向きが逆で、同一直線上
- 圧力(Pa)= 力(N)÷ 面積(m²);面積が小さいほど圧力大
- 水圧:深さに比例して増加
- 浮力:押しのけた液体の重さに等しい(アルキメデスの原理)
💡 内容の誤りやご意見はお気軽にどうぞ。
✉️ お問い合わせはこちら