原子の地図帳 / 第7周期・希ガス

オガネソン(Oganesson, Og)

オガネソンは原子番号118の人工合成超重元素で、核物理学者ユーリ・オガネシアンにちなんで命名されました。現在の周期表最後の元素ですが、相対論的効果から化学的性質は通常の希ガスと大きく異なる可能性があります。

118 常温: 固体
Og
Oganesson
原子量: 294(²⁹⁴Og)

基本データ

原子番号
118
元素記号
Og
元素名(日本語)
オガネソン
元素名(英語)
Oganesson
分類
希ガス
周期 / 族
第7周期 / 18族
標準状態
固体
標準原子量
294(²⁹⁴Og)
電子配置
[Rn] 5f14 6d10 7s2 7p6
電気陰性度(Pauling)
―
主な酸化数
0

注: 物性値は温度・圧力・同位体組成などにより変化します。代表的な学習用の値を掲載しています。

電子配置(ボーアモデル)

K L M 18e⁻ N 32e⁻ O 32e⁻ P 18e⁻ Q Og

電子配置式

[Rn] 5f14 6d10 7s2 7p6

電子殻電子数
K(2e⁻まで)2個
L(6e⁻まで)8個
M(10e⁻まで)18個
N(14e⁻まで)32個
O(18e⁻まで)32個
P(22e⁻まで)18個
Q(26e⁻まで)8個

概要

オガネソンは2026年現在確認されている元素の中で最も原子番号が大きい元素で、周期表の第7周期・希ガスの位置に属します。生成できた原子はごくわずかで、瞬時に崩壊してしまうため化学的性質はほとんど未確認です。

発見の歴史

2002年、ロシア・ドゥブナ合同原子核研究所とアメリカ・ローレンス・リバモア国立研究所の共同チームがカリホルニウムにカルシウムイオンを照射して合成しました。研究を主導したロシアの物理学者ユーリ・オガネシアンにちなんで命名されました。

主な用途・特徴

  • 超重元素核物理研究
  • 周期律の理論的検証

実用用途はなく、周期表がどこまで元素として成立するのかという限界を探る最先端の基礎物理研究の対象です。

安全性・取扱い

合成されても瞬時に崩壊する人工元素で、一般環境に存在することはなく安全上の懸念はありません。

学習のポイント

周期表第7周期・18族の最後を飾る元素として、周期表がどこまで続くのかという最先端の問いにつながる元素です。

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