原子の地図帳 / 第2周期・希ガス
ネオン(Neon, Ne)
ネオンは原子番号10の希ガス元素で、放電により鮮やかな橙赤色の光を発します。化学的に不活性で、化合物をほとんど形成しません。
10
常温: 気体
Ne
Neon
原子量: 20.180
基本データ
- 原子番号
- 10
- 元素記号
- Ne
- 元素名(日本語)
- ネオン
- 元素名(英語)
- Neon
- 分類
- 希ガス
- 周期 / 族
- 第2周期 / 18族
- 標準状態
- 気体
- 標準原子量
- 20.180
- 電子配置
- [He] 2s2 2p6
- 電気陰性度(Pauling)
- ―
- 主な酸化数
- 0
注: 物性値は温度・圧力・同位体組成などにより変化します。代表的な学習用の値を掲載しています。
電子配置(ボーアモデル)
電子配置式
[He] 2s2 2p6
| 電子殻 | 電子数 |
|---|---|
| K(2e⁻まで) | 2個 |
| L(6e⁻まで) | 8個 |
概要
ネオンは空気中にごくわずかに含まれる希ガスで、化学的に完全に不活性です。放電させると鮮やかな赤橙色の光を発する性質があり、この発光現象が広告・照明として利用されています。
発見の歴史
1898年、イギリスのウィリアム・ラムゼーとモリス・トラバースが液体空気を蒸発させる実験の中で発見しました。名前はギリシャ語で「新しい」を意味する「neos」に由来します。
主な用途・特徴
- ネオンサイン(放電管照明)
- レーザーガス(He-Neレーザー)
- 低温液化ガス
- 超伝導研究の冷媒
ネオンサインとして都市の夜を彩る存在であるほか、極低温の冷媒やレーザーガスとしても活躍しています。
安全性・取扱い
化学的にほぼ完全に不活性で無毒ですが、高濃度では酸欠の危険があるため密閉空間での使用には注意が必要です。
学習のポイント
希ガスの中でも特に反応性が低く、化合物をほとんど作らない性質は「安定な電子配置」の理解を深める良い例です。
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