原子の地図帳 / 第7周期・典型金属

リバモリウム(Livermorium, Lv)

リバモリウムは原子番号116の人工合成超重元素で、米国カリフォルニア州リバモア市のローレンス・リバモア国立研究所にちなんで命名されました。

116 常温: 固体
Lv
Livermorium
原子量: 293(²⁹³Lv)

基本データ

原子番号
116
元素記号
Lv
元素名(日本語)
リバモリウム
元素名(英語)
Livermorium
分類
典型金属
周期 / 族
第7周期 / 16族
標準状態
固体
標準原子量
293(²⁹³Lv)
電子配置
[Rn] 5f14 6d10 7s2 7p4
電気陰性度(Pauling)
―
主な酸化数
+2

注: 物性値は温度・圧力・同位体組成などにより変化します。代表的な学習用の値を掲載しています。

電子配置(ボーアモデル)

K L M 18e⁻ N 32e⁻ O 32e⁻ P 18e⁻ Q Lv

電子配置式

[Rn] 5f14 6d10 7s2 7p4

電子殻電子数
K(2e⁻まで)2個
L(6e⁻まで)8個
M(10e⁻まで)18個
N(14e⁻まで)32個
O(18e⁻まで)32個
P(22e⁻まで)18個
Q(26e⁻まで)6個

概要

リバモリウムは合成直後に急速に崩壊する超重元素で、観測された原子の数は非常に限られています。周期表上ではポロニウムと同じ族に位置づけられます。

発見の歴史

2000年、ロシア・ドゥブナ合同原子核研究所とアメリカ・ローレンス・リバモア国立研究所の共同チームがキュリウムにカルシウムイオンを照射して合成しました。アメリカのローレンス・リバモア国立研究所にちなんで命名されました。

主な用途・特徴

  • 超重元素核化学研究

実用用途はなく、超重元素の安定性の限界を探る核物理学の基礎研究対象です。

安全性・取扱い

合成直後に急速に崩壊する人工元素で、一般環境に存在することはなく安全上の懸念はありません。

学習のポイント

ポロニウムと同じ族に位置する超重元素として、周期表の規則性がどこまで重い元素に適用されるかを考える例になります。

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