中学理科 / 物理分野
Unit 18
電流と磁界
電流が流れると磁界ができる。磁界の中で電流に力がはたらく。
モーターと発電機の原理を図解で理解しよう。
🧲 磁界⚙️ 電磁力🔋 電磁誘導
1
磁界と磁力線
磁界とは磁力がはたらく空間のこと。方向は磁力線(N 極から S 極への線)で表す。電流が流れる導線の周りにも磁界ができる。
図1:棒磁石の磁力線(左)と直線電流が作る磁界(右)。
2
電磁力とモーター
磁界の中に電流を流すと力がはたらく——これを電磁力(ローレンツ力)という。モーターはこの原理で回転する。
✋ フレミングの左手の法則
- 人差し指:磁界の向き(N→S)
- 中指:電流の向き
- 親指:力(電磁力)の向き
3本の指を互いに直角にした左手を使う。覚え方:「磁・電・力(じ・でん・りょく)」
3
電磁誘導と発電
コイルの中で磁石を動かすと電流が生じる——これを電磁誘導という。発電機はこの原理で交流を作り出す。
🔌 電磁誘導のポイント
- 磁石を動かすほど(速いほど)誘導電流が大きくなる
- コイルの巻き数が多いほど誘導電流が大きくなる
- 磁石が動く向きを逆にすると誘導電流の向きも逆になる
- 磁石を止めると電流は流れない(変化が必要)
✅ この単元のまとめ
- 磁界:磁力がはたらく空間;磁力線は N 極から S 極へ向かう
- 電流の周りには磁界ができる(右ねじの法則)
- 電磁力:磁界中の電流に力がはたらく(フレミングの左手の法則)
- モーターは電磁力を回転運動に変換する
- 電磁誘導:コイル内の磁界変化で電流が発生する
- 発電機は電磁誘導を使って機械エネルギー→電気エネルギーに変換する
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