🌡️ 物質の三態とは?
物質は、温度や圧力によって3つの状態(=三態)をとることができます。
- 固体(こたい):形・体積が一定(例:氷、鉄)
- 液体(えきたい):体積は一定、形は変わる(例:水、アルコール)
- 気体(きたい):形も体積も変わる(例:水蒸気、酸素)
🔬 粒子の視点で見る三態
物質はすべて粒子(分子や原子)でできており、常に運動しています(熱運動)。
- 固体:粒子がぎっしり並び、振動のみ
- 液体:粒子がやや自由に動き回る
- 気体:粒子が広がって飛び回る
🔥 温度と粒子の動き
温度が高くなるほど、粒子の運動は活発になります。 温度を上げると → 固体 → 液体 → 気体 と状態が変わっていきます(状態変化)。
逆に冷やすと、運動がゆるやかになり、気体 → 液体 → 固体 へと変わります。
📊 三態と粒子の特徴まとめ
状態 | 粒子の動き | 特徴 | 例 |
---|---|---|---|
固体 | 振動のみ | 形も体積も一定 | 氷、鉄 |
液体 | 自由に動く | 形は容器に合わせる | 水、アルコール |
気体 | 飛び回る | 広がって形も体積も変わる | 空気、水蒸気 |
📌 ポイントまとめ
- 物質は固体・液体・気体の3つの状態をとる
- 粒子は常に動いていて、温度が高いほど運動が活発
- 三態は温度や圧力で変化する